2014年6月26日木曜日

配合肥料


みなさん、こんにちは。

いつも見て頂いてありがとうございます。

少し前にどうにかこうにか小麦の収穫が終了しました。

一年で一番苦手な仕事が終わりましてホッとしているところです。


今回は配合肥料についてです。


この肥料は私が個人的に使用する肥料で、

何種類かの有機肥料を配合しています。

この配合肥料が店自慢のおいしいお米を作る肝となるものです。

なのでこの配合比率は企業秘密です。



まぁ企業秘密と言っても2合ほどお酒を飲んで聞かれたらホイホイ答えてしまうくらいの

ゆるい企業秘密です。

配合比率を知りたい方は私に2合ほどのお酒をお願いします。




2分ほどミキサーにかけてやると綺麗に均等に混ざってくれます。

それを桶にあけて

空き肥料袋に10kgづつ小分けしていきます。



こんな感じですね。


それを田んぼに散布します。

株と株との隙間がみえる程度の時に散布します。

もう半月ほど後に散布するのがベーシックな施肥方法なのですが、

ちょっといつもの基本重視の精神に反してイレギュラーな施肥方法をとっています。



この辺が実はその、なんというか・・・成長というか、進歩というか、

まぁそういうものだと思っています。


私の勝手な考え方かもしれませんが、

基本を忠実に励行して

その中でやっと捕まえた、或は見つけた新たな事、

これこそが進歩というか、個性というか、そういうオリジナルだと思っています。


ですから、突発的な基本を無視した考え方や作業はあまり好きではありません。


やっぱり新しい技術や考え方というのは基本的には基本の上に成り立つと思います。


やはり多くの人(私も含めて)は凡人ですよね。

だから凡人が物事を追及するには、やっぱり基本がなければダメなんですよ。きっと。


今回のイレギュラーは基本的な施肥を続けた後に一歩冒険してみた結果であります。


去年はうまくいったんですが、今年はどうでしょうか?


祈るのかな・・・?

祈るって基本作業の中に入っているのかな(笑)



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2014年6月21日土曜日

小麦の収穫


みなさん、こんにちは。

今回は小麦の収穫についてです。



今年の小麦は例年になく豊作です。


いつものようにコンバインで収穫していきます。


新しいコンバインを買ったのですが、もったいないので古いコンバインで収穫しています。

小麦を収穫した後お米を収穫しようと思うと、

おおがかりな掃除が必要になります。

コンバイン内の小麦を一粒残らず掃除するには

残念ながら私の掃除能力では無理があります。

なので農機屋さんにお願いするのですが、

それをお願いするとまたお金が・・・お金がかかってきます。10万円~ですね(涙)

なのでこの古いコンバインは小麦収穫専用にしてこれから使おうと思っています。

もう1100時間も仕事をしてくれて大いに私の仕事を助けてくれました。

新しいコンバインが来たのでもう引退させてやる予定でしたが、

もう何年かは頑張ってもらうつもりです。

機械にも当たりはずれがありまして、本当に良いものはとても丈夫ですごく長持ちします。

このコンバイン(ヤンマー)は本当に当たりの機械でした。


少し話がそれましたが、小麦の収穫です。



いつものようにタンクがいっぱいになると排出します。

小麦はすべてJAさんに出荷します。



市内の小麦が一斉にJAさんに集まってきます。


ピーク時には搬入の受付で渋滞になったりします。

こんな感じです。

受付で水分や品質等をチェックされます。

今年の小麦は品質もなかなか良いですね♪


とりあえずいつものことですが、

怪我の無いように終わりたいと思います。


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2014年6月12日木曜日

野菜(なすび編)


みなさん、こんにちは。

6月も中頃になりまして、近日中に小麦の収穫を始めるところです。

小麦の収穫は梅雨の時期と重なるので

雨が降らないかやきもきしながら作業をしなくてはなりません。

この麦刈りが農作業の中で一番好きじゃない仕事ですね。

梅雨の時期で、雨が降ると何も仕事がないってことになると
ちょっと時間がもったいないので、
水稲苗を育てたハウスの中に少し野菜を植えています。

今回は「なすび編」です。




まだまだ小さくて、一番花が咲きかけてきたところです。


まず、なすびの基本的な作業としては

地面から5・6節くらいまでの葉っぱなどなどはすべてはぎ取ってしまう事です。



このようになすびの根本から葉っぱやわき芽が好き勝手のびています。

それを


こんな感じではぎとって涼しくしてやります。

この作業をせずにいると風通しが悪くなりジメジメとしてきます。

ジメジメしてくると病気が入ったりします。

とりあえず下のほうの葉っぱは全部とってしまうってことですね。

あと株元から出てくる雑草を除草してやります。

初期の仕事としてはこれくらいで十分です。






あとは、この1、2,3のわき芽を伸ばして三本仕立てにしていきます。


実際はもう少し細かい作業があるのですが、楽しく農業をするならこれくらいで十分です。


適当に労力を省きながら自分の仕事にあった農業をするってのも楽しいものですよ。

楽しく農業を始めたい方々は是非ご相談くださいね。

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2014年6月9日月曜日

水稲の成長


みなさん、こんにちは。

6月になりまして、5月初旬に植えた水稲の苗も少しずつ大きくなってきました。

植え付け当時はこれくらいの大きさしかなかったのですが↓




こんな感じで大きくなってきました。



今年の生育はまずまずですね。
もう少し大きくなると中干しをします。

中干しとは米作り作業のほぼ必須の作業で、

水稲は字のごとく水とともに成長していきます。
常に圃場に水を張って生育を見守ります。

しかし、6月10日頃から1週間~10日ほど圃場に水を入れず
干す作業をします。

地面が軽くひび割れるくらいが理想です。
根っこに酸素を供給してやることがメインの理由です。
あとは収穫時にコンバインがスムーズに走るように地面を固くするって理由もあります。



中干しにはいる目安は一株の株数が18本~20本くらいになったときです。
この株で18本ありました。

生育の良いところでこれなんで、もう少ししてから中干ししようと思います。


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