2014年3月31日月曜日

温湯消毒


みなさん、こんにちは。

 如何お過ごしでしょうか?

明日から消費税が8%になるようで、

私もそれなりに駆け込み需要に貢献しました。

まぁ仕事で必要な手袋とか作業ズボンとかですけどね。

しかし8%って大きいですよね。

この前お国の補助金をもらって買ったコンバインが

約1000万くらいで、

その8%ってことは80万ですぜ!

まだまだ必要な農機があるのに、やばいなぁ・・・汗



さて、今回は籾種の消毒についてです。

昔は農薬で消毒していましたが、最近は温湯消毒をします。

温湯消毒は最近(って言ってももう10年近く経ちますが)確立された技術で

60℃のお湯に10分籾種を浸けることで、病原菌を死滅させる方法です。



この桶の中の水が60℃に保たれていて、10分経つとこんな感じで引き揚げます。


引き揚げた籾種はすばやく冷やしてやります。

籾種の中はまだ60℃のお湯に浸っているのと同じ状況で、

あまりこの状況が続くと籾種が煮えあがってしまって発芽しなくなります。



水を張った桶に投入してシェイク・シェイク・シェイクします。

中に冷たい水を入れてやる感じですね。


最後にこうやって滴る水を手に受けてその温度を確認します。

もしこのときに生ぬるい水がでてくるようなら、まだ冷えきっていないということなので、

再度、シェイクして冷たい水をいれてやります。

滴る水が冷たく感じたら次の作業へ。



最後はボロの洗濯機に籾種を入れで脱水にかけます。

その後は陰干しをして作業としては終了となります。

農薬を使って消毒しているときは

籾種を農薬を薄めた桶に浸けておくだけでよかったので

この作業はめちゃ手間ですが、

なるべく農薬を使用しないようにして、

食の安全に貢献したいと思います。




・・・お国の補助金貰ってますからね!



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