みなさん、こんにちは。
最近いい天気が続いてくれているので
田植えの作業も終盤戦にさしかかってまいりました。
さて今回は田んぼに植え付ける苗の数についてです。
水稲は一坪当り何株苗を植えつけるかを基準としています。
なので「坪○○植え」という言い方や書き方をします。
田植え機に株数変速のギアがついておりまして、坪何株で植えつけるかを選ぶことができます。
一坪は約3.3㎡ですので、一辺約182㎝の正方形が一坪となります。
ちょうど私の背丈が182㎝くらいなので、私が寝転がって
縦と横になった正方形がだいたいの一坪になります。
これが60株植えです。
横の30cmは常に同じで、縦送りを何cmにするかで植え付け株数が変わってきます。
田植え機は上記写真の左から右へ進んでいきます。
50株。
45株。
37株植えです。
この37株植えはもう昔では考えられないくらいの超攻撃型布陣です。
昔の70~80株植えは、今から考えると
サッカーの4バック・スイーパーシステムのようで超守備的布陣です(笑)。
80株植えとなれば縦送りが14cmとなって、
もし仮に1株欠株となっても最大28cm開くだけです。
「欠株」とは植え付けるべき場所に苗が植わらずになってしまうことです。
こんな感じですね。
最近植え付け本数を減らしていっている主な理由は
稲が我々が思っている以上に「分げつ」する力を持っていることがわかってきたからです。
「分げつ」とは?はまたウィキペディアでどうぞ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%86%E8%98%96
私は色々と考えたのですが、基本は45株で植えつけることにしました。
まだまだ駆け出しの農家ですから色々と迷います(笑)
もちろんさまざまな研鑽のために37株~60株まで色々と試しているところです。
お米は1年に1度しか収穫できないので
今年も一生懸命学びたいと思います!
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