植物によって、もっとも生育しやすいPHは異なります。今回は水稲苗の土を検定〈テスト)しました。
最近は水稲苗の土を購入される方が増えてきていますが、昔は圃場より土を取ってきてそれを苗箱にいれるものでした。
今回のお客さんは昔ながらの方法をとられているので、その土の土壌診断が必要です。
使用するのは「竹村式PH検定器」(簡易式)です。
まず、お客さんの所から貰ってきた土を検定器に入れます。
PHの見本表は下の通りです。
かき混ぜた後の土は次のとおりです。
写真では少し見にくいですが、お客さんの土は上の見本表を見ると、PH5.0~5.5くらいでしょうか。
水稲育苗期に適した土のPHは4.5~5.5くらいと言われていますので、酸度矯正はほぼ必要ないようです。
参考までに、水稲〈生育期)に適したPHは6.0~6.5、トマトやキュウリも同じくらいのPHがよいとされています。
土の状況もよく把握しながら、お客さんの田んぼに適した肥料をお勧めする。この辺が田舎の肥料屋のいいとこかもしれません(笑)




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